守口市市民リポーターの築地沙也加です。
1月28日(月)に守口市役所1階大会議室にて、
守口大根長さコンクールが開催されました!
こちらのイベントの取材をしてきました。

守口大根は1m以上にもなる世界一長い大根で、
太さは2〜3cm程度と細く、16世紀〜20世紀初頭まで
大阪市から守口市の淀川沿いで栽培されていましたが、
年々農地減少や栽培に手間がかかることから減少していきました。
しかし、平成19年に「なにわの伝統野菜」に認定されたことが
きっかけとなり、守口市では守口大根発祥の地として
栽培の伝統を受け継いでいくために
平成24年度から毎年「長さコンクール」を開催しています。

開場にはこのコンクールのために昨年9月から4ヶ月かけて
個人又は団体で育てた守口大根がたくさん並んでいました!
また、特別審査員には、もりぐち夢・未来大使の太平サブローさん、
司会はお笑い芸人のspan!(スパン)さんが務められました。


長さの計測は5円玉を使い、根っこから5円玉を通して止まった
ところまでの長さを計測し競います。
育て方によりユニークな形に育つようで、
なんと2mを越す長いものから、わずか2cmのものまで
大小さまざまな個性豊かな守口大根ばかりでした!!


審査員の皆さんが別室にて審査している間、舞台では
寺方提灯踊(守口大根物語)が披露されました。

審査が終わるといよいよ結果発表です!!
〈優秀賞〉
団体の部 1位:守口市立さくら小学校 ”205cm”
2位:特別養護老人ホーム 梅香苑(ばいこうえん)”200cm”
個人の部 1位:藤田義穂さん "172cm"
〈特別賞〉
団体の部 アオゾラ農園
個人の部 阿比留稔さん
〈特別審査員ユニーク賞〉
ふれんず
それぞれペットボトルを使ったり、土に肥料をまぜたりといった
工夫をして育てたということで、受賞者のみなさんは
とても嬉しそうな表情を浮かべていました。


特別審査員のもりぐち夢・未来大使 太平サブローさんにインタビューをさせていただきました。
まず重さや味で無く、”長さを競う”というところに斬新さを感じた。
個性の強い形のものばかりで驚いた。これからは何かの食品とコラボするなどの
方法で売り出してもっと知名度が上がって欲しいとお話されていました。


今回取材を通して、私は始めて本物の守口大根を見ました!
想像していたより長くびっくりしましたし、様々な形のものがあり
とても面白かったです!参加者のみなさんの守口大根に対する思いや
愛をすごく感じるイベントでした。
守口大根は漬け物にするのが主流だけど、おでんに
してもおいしいという話を聞いて、ぜひ食べてみたいなと思いました!
今後もこのイベントの活性化などで守口大根の知名度も
どんどん上がっていってほしいなと思いました!!!